今後のARK EiGHT株式会社の主軸-企業向け地震保険=キャプティブのご案内
2019年07月13日
平素より大変お世話になっております。
皆様におかれましては、益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
さて光陰矢の如しとは申しますが、お陰様でARK EiGHT株式会社は、1988年9月に保険代理店として創業して以来、30年の長きにわたり保険を通じて、より良い安心をご提供させつづけて来れたのは、ひとえに皆様方の温かなご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
このところ日本列島においては、地震・津波をはじめ異常気象による未曽有の天変地異が続いております。
3.11の東日本大震災時には、数多くの尊い人命が失われ、多くの住宅物件や事業用物件が壊滅的な打撃を受けました。
誰もが被災地のいち早い復興を望んだにもかかわらず、経済的復興に必要不可欠な地域産業を支える工場や社屋の再建に非常に時間が掛っていることは周知の事実です。
なぜなら日本には工場や社屋のような事業用物件にかけられる肝心要の地震保険が無かったからなのです。
このことを私は保険業界に身を置くひとりの保険人として日本の保険業界の無力さを痛感し、ある意味「恥」とまで認識いたしました。
そのため私は、今後、甚大な被害をもたらすと予測されている南海トラフ巨大地震に備えるために日本においてもオフィス・店舗・工場・倉庫・施設設備等、住宅以外の事業用物件や、はたまた利益・人件費等にも地震・津波へのリスクヘッジが出来る保険がないだろうかと知恵を絞ったり、世界各国の保険マーケットをリサーチしたりして、やっと一つの光明を得ました。
それはキャプティブ(自家保険制度)というものです。
ひとたび海外の保険マーケットに目を向けて見ると住宅以外の事業用物件や利益補償等にも地震・津波へのリスクヘッジが出来る保険があったのです。
私は、このキャプティブを使って今まで地震・津波へのリスクヘッジを諦めていた事業主様向けに、できるだけ迅速に地震保険を提供してゆき南海トラフ巨大地震後の経済的復興の為に、盤石な体制で備えて頂く為のお役に立ちたいと切に願っております。
従いまして約30年間続けてまいりました保険代理店業務は新設された保険・クラスター株式会社へ引き継ぎ、今後はキャプティブを事業の主軸においてARK EiGHT株式会社を運営していく所存です。
皆様に本当に必要な、より良い保険をご提供することで社会貢献をすべく、保険道を究めたいと志を立てましたので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
キャプティブにご興味のある方は、どうぞお気軽にお声掛けください。
ARK EiGHT株式会社
代表取締役 村岡圭八郎